2007年7月11日水曜日

世間のテクニック

人間は、だんだんと進歩していく。

最初の人間は動物と同じように、まねることと、生きていく願望しか持っていない。
しかし、社会に入ると、社会の中のいろいろな物欲のある人を真似して、似た人間になる。
人間は弱いものだ。人間は弱さの割に、生きてきたもので、耐える能力が素晴らしい。

その中で、人間の進歩は本当に素晴らしいものだ。

ほしいものを見つけ、それを目標にし、達成しようと努力する。
僕はここまで来ているが、どう努力するかが分からなかった。

自分の目的が達成するときの場面を想像し、それが動力になるだけではなく、
世間の人と比較し、負けたくない、管理されたくない、いろいろ不満が動力になる。

その上に、また進むべきものは、テクニックなのだ。

人間はほめられたい。人間は自分の価値を肯定されているときに、至上の喜びを感じる。

中国の面子というものは、実にすばらしい管理と人を動かす方法である。
たとえば、一つの工場の社長さんが製造部部長に、新しい機械も仕入れたし、技術も変えたし、これからの生産量は1人1日6個から8個にあげなければいけない、という。
製造部長は、そのまま従業員に伝えると、必ず反発を招く。そして部下の人たちがいやだと思うし、文句を言うでしょう。人間関係がうまくいかなくて、とうとうやっていけない日が来るかもしれない。

そして、テクニックだ。命令を転化する伝え方である。
ベテラン生産課長のひとを呼ぶ。
「今一日一人いくつ生産しているのだ?よく覚えていないが」
「いま、6個生産しています」
「そうか、あなたから見れば、それを上げることができるのか」
「できるはずです」→これは必ず出てくることが予想される
「いくらできると思うか」
「7個」
「…」眉を顰める
「8個できるでしょう」
「8個、それはできるのか」
「最大8個です」
「ん、8個やれる自信があるか」
「できるはずです」
「本当か、ほかの人に聞いて調査する必要があるか」
「いいえ、保証できます」
「そうだね、社長に8個が最大だと伝えるぞ、それより多く要求されるなら、社長に自分で作れというぞ」
「部長は俺達のためにモノ言いますね」
という流れである。

うまく、社長の部下として務めるし、うまく部下の上司として勤められる。

僕は、まじめ正直で、なんでも思う通りのまま伝えてしまう。
問題の解決に向かっている姿勢だけど、人間関係を解決することができない。
自分が進歩するが、嫌がられることもあるし、もともと僕のためにものを言ってくれたのに、僕が強気で、機嫌を悪くし、ぎくしゃくな人間関係になってしまうこともあった。

これから、テクニックを磨こう。

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