2008年3月2日日曜日

美宅先生へ【東京に行くことについて】

「押し切って、東京に行ったら、“可哀そう、気の毒だな”と思う」とおっしゃった。

その話をずっと頭の中で考えた。
その話を理解しようと必死だった。

慶応をあきらめたほうがいいか?
中国に帰ったほうがいいか?

考えられなくもないんだが、けれどいろいろな要素を考えると、やっぱり行きたいと思った。

なぜ私が東京にやはり行くと、気の毒に思うかを考えた。
先生に “悪いことをいいことにする” とおっしゃった。


それは、たぶん 私が能力的に出来ないにもかかわらず、
前に立てたプランを変えたくないだろうと、ご推測したのだろう。
そして、失敗したときに、怪我のせいにするかも知れない。で、こう考える様になる。
「僕はなぜ怪我をしたのか?怪我をしなければ良かった。」

そのような罠にはめられたら、僕自身も可哀そうに思う。


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けれども、人間は自分を変える能力を持っている優れた生き物だ。

先生の話で、こんなこともあるのか、と私が注意をかけられた。

確かに、そう思うかもしれない。けれども、私はそれほど能力が落ちていない。
人間には2%の脳細胞しか使っていない。
人間には自己修復の能力を持っている。
この前のテレビ番組で、リハビリによって、運動能力が結構回復できることを説明した。
たぶん運動能力だけじゃなく、思考能力も、判断能力も、記憶力も、洞察力もそうだ。

そして、そんな風に考えたら、先生の話が思い出すから、
当時、自分の必死に考えた挙句、下した決断だから、後悔しないと思うし、
罠にはめられないと思う。

心理学の本を読むと、自分を受け入れることが一番大切であることがわかった。
事故った僕も僕だから、受け入れなければならない。
それを受け止めて、最善のために努力しなければいけません。

この一ヶ月間の学校生活、美宅先生、ありがとうございます!
先生がいらっしゃったからこそ、この一ヶ月間の学校生活ができた。

この一ヶ月間の生活で、自信が沢山ついてきた。
東京に行っても、大丈夫に思った。
先生のおかげです。

しかも、記憶にない事故のことも、良い面を考えることになった。

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私はすごく幸運だと思う。
運命が私に「成功してこい!」と言っているようだ。

周りの人たち、私を心配して、将来を考えるあなた、ありがとうございます!!

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事故で、いろいろ前に気づいていないことを気づいていた。

私が必ずしも覚えていることが正しくないこと。
私がやっていることが必ずしも正しくないこと。

人間関係は、正しいことを強調するではなく、相手を信じて支持することが重要であること。
人間に一番重要な素質は「考えを変える」ことで、すなわち「どうやって物事を捉えるか」をコントロールこと。

思い込みがいけない。相手が僕を好むと設定する状態で付き合ったら、相手に迷惑をかけるかもしれない。
人間には他人の手助けが必ず必要であること。なぜSocietyにいるかを考えたらわかる。
助け合いしなければ、社会が成り立たないし、人間って、見た目が強くても、弱い生き物だ。

確かに書くことは、「忘れてもいい」と考えたかもしれない。
しかし、こんな経験がないでしょうか?
「忘れてもいい」と考えて、書いたら、書かないよりちゃんと覚えている。
「書かなくてもいいのだ」と思ってしまう。

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事故があったおかげで、両親との距離を縮めることができた。

もともとは両親とギクシャクしてたんだ。
お父さんには、僕は小さい頃の経験から、批判といやな思い、そしてお父さんが自己表現欲とコントロール欲が強すぎること、家族に自分のことを話さないことを格好いいと思う面があって、
お母さんには、心配しすぎることと自信がないことと何でも一人で我慢することがあって、
お母さんは、お父さんにいつも叱られるし、お父さんは、お母さんが依頼しすぎたと思って、両親の間で問題がもっと大きい。
いつも両親と仲良くみんなで楽しく過ごすことができないけど、まあある意味、日本に来る時点で、ほっとした。私がいなければ、両親の仲が治るかなとでも思った。

ある意味、両親にすごく心配させた。反面、僕の生活の環境を見せられて、安心させられる面がある。

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園山先生と柯先輩は何度も足を運んで、病院に僕の病状を聞きに行ったこと、ありがたく思う
園山先生は私が単位無事にとれたと聞いたとたん、とてもうれしかった。何度も「すごい!」とおっしゃった。後で、私のパソコンの画面で確認したとき、「すごい、第三の奇跡」とおっしゃって、私はとても感動だった。泣きそうだった。
こんなに私のことを心配してくださるなんて、とても感動だった、「ありがとうございます」を何度も繰り返して言った。
柯先輩も僕の研究のことを病院で相談して、慰めてくださった。なんてやさしい人。
崎山先輩も僕の研究を助けてくださって、卒業出来るようにしてくださった。ありがとうございます!
根岸先輩と桝谷お姉さん、何度も病院に来てくださって、ありがとうございます!桝谷お姉さんが大好きな本を何冊も持ってきて、根岸先輩が葉書を書いてくださった。本当に本心から書いてた話なので、読んでいるうちに思わず笑ったり、泣きそうになったりした。

研究室の人はともかく、他の人たちも見舞いに来てくださって、ありがとう。
わざわざ京都から来た中学時代の友達張、ありがとう!
わざわざ横浜から来た中学時代の同級生、高校時代の友達薛、ありがとう!
これからよろしくね!

千羽鶴を折ってくださった人たち、顔さえあったことがない人たち、ありがとうございます!

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